「四国八十八ヶ所の寺をどういった“方法”で巡るか」──、大別すれば「『歩く』か何の『乗り物』を使うか」で、遍路にかかる「日数」「費用」「過酷さ」も、大いに変わってくる。
ここでは簡単に、「遍路における様々な“移動手段”」として、そのいくつかを紹介しておきます。
・自動車(車遍路)
⇒自宅から四国まで乗ってきた「自家用車」、あるいは四国入りして借りた「レンタカー」を利用して札所間を移動する遍路方法。計画段階から宿の手配まで、自力で行う。
・バス(バス遍路)
⇒主に「寺院主催」(僧侶が同行)と、誰もが参加可能な「旅行会社主催」のものの二つに大別される、バスを利用した遍路方法。日程の計画から日々の食事に宿の手配など、ほぼ全てはバス運行会社に任せるため、細かな点に頭を悩ますことがない。
・タクシー(タクシー遍路)
⇒札所間の移動でタクシーを利用する遍路。タクシー会社(あるいは個人タクシー)との契約で自宅からの送迎も可能となり、同乗者の人数により「小型」「中型」「ジャンボタクシー」へと切り替わる。
・自転車(自転車遍路)
⇒札所間の移動を自転車で行う遍路方法。90年代の終わり頃より爆発的に増えた遍路方法で、「自転車の機能レベル」や「運転者の体力レベル」で、所要日数は大いに異なる模様。
・オートバイ(バイク遍路)
⇒札所間の移動をバイクで行う遍路方法。以前はそれほど数も多くはなかったが、近年の「携帯電話のナビ機能」の発達により、徐々にその勢力を伸ばしつつある模様。当然のことながら、「バイクの排気量」次第で移動速度が大いに異なる。
・公共交通機関&徒歩(乗り物遍路)
⇒札所間の移動を公共交通機関であるバスや電車で行う遍路方法。 山間部の札所では「ケーブルカー」を用い、近くに駅やバス停が存在しない札所では「徒歩」、場合によっては「タクシー」を利用することも。
・徒歩(歩き遍路)
⇒札所間の移動を徒歩で行う昔ながらの遍路方法。全ての移動手段で最も過酷。遍路にかかる日数の長さと費用の高さから、最近では自転車遍路に人気のお株を奪われるカタチに。実際のところ“完全徒歩”で結願する遍路は少なく、様々な事情により乗り物を利用することがあるようです。
四国遍路において、どういった移動手段を選択するかは、
個人の「体力」と「財力」次第。
以降に続く、「
遍路にかかる日数」や「
遍路にかかる費用」に関するエントリを参考に、各人が移動手段を選べば良いでしょう。
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