google-site-verification: google29e9fe9537bcd1c0.html 高野山⇔四国、往還の記: 2013-01

2013-01-22

四国遍路の巡拝(巡礼)用品

 四国遍路とは、四国四県にまたがる八十八の寺を巡拝する、宗教儀礼。
 したがって、八十八の寺を参拝するに当たっては、それ相応の「作法」や「服装」にも気を遣う必要性が出てくるものなのです。

 例えば「遍路の服装」と言えば、以下の画像のような姿が思い浮かべられます。


今時、こんな格好をするヤツがいるのか・・・?」と思われる方も多いでしょうが、四国では今でもこの姿が“遍路の正装”だと信じている人が多いですし、厳しい先達に率いられた「団体バス遍路」ですと、こうした格好をするケースが比較的に高いモノです。

  以下、四国遍路で使用する「巡拝用品」を、その購入場所も含めて紹介しておきたいと思います。

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2013-01-18

四国遍路の季節

 車や徒歩といった移動手段を問わず、四国八十八ヶ所を巡拝するには“それに適した季節”というものがございます。

 一番は、気候も温暖で安定している「春遍路」。二番目には、朝晩が涼しく過ごしやすい「秋遍路」。
  春と秋共に、“お彼岸”をスタートの合図に遍路がドッと四国に集うこととなり、札所は終始大混雑。その余波は「宿」にも及び、この時期となると宿泊予約が大変な困難に。

 そんな春と秋の人気に対し、グッと参拝者の減るのが「夏遍路」と「冬遍路」。
 “南国”クラスの暑さを誇る四国の夏には、若い世代の“チャレンジャー” (リンク先:当ブログ内関連記事)が終結し、暑さや蚊に悪戦苦闘。冬場となると、土日祝日以外には遍路の姿はほとんど見当たらず、各札所はひっそりと静まり返る状態。

 これら春夏秋冬には、それぞれ“利点”も“欠点”も存するモノ。
 以下、「遍路における季節ごとの注意点」を、述べてみたいと思います。

春遍路
 利点:気候的に最も温暖
 欠点:参拝者の数が多すぎる
秋遍路
 利点:朝晩が涼しく、春よりも空いている
 欠点:日が短く天候も不安定
夏遍路
 利点:日が長く行動時間が長く取れる
 欠点:暑すぎる
冬遍路
 利点:札所に人が少なく、納経がスムーズ
 欠点:寒くて日が短い

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